
私は主人、7歳、4歳、1歳の三姉妹がいる5人家族です。
私が住んでいる町は、一人1台車を持つような地域なので、我が家にも車が2台あります。
どこへ行くにも車。自転車は移動手段というより、子供の遊び道具という感じです。
子供がいるから自転車の日常使いって難しいかも。そう長年思ってきた私ですが、ふとした時に「自転車に乗りたいなぁ」とか「ちょっとコンビニへ行くだけなら自転車の方が便利なのになあ」と思う時があります。
わざわざ車で移動しなくても良い場所って、実は結構あるんですよね。

私が自転車に乗った一番古い記憶は3歳くらいの時。
父が運転するママチャリの後ろにある幼児用座席に乗っていた頃です。
父が着ていた薄手のジャンパーが、風でブワーっと膨れ上がったのをワーキャー言いながらはしゃいでいたのが良い思い出。
その頃の幼児用座席は、ママチャリの後ろに四角いカゴのような物がついており、その中にビニール製の背もたれ付きシートがついていました。乗り心地はよかったかと言うといまいち覚えていませんが、良いとはいえなかったかなと(笑)。
そんな幼児用座席は、30年の時を経て、今では大進化を遂げているってみなさん知っていましたか?見た目がおしゃれなのはもちろんのこと、座面の座り心地や、取り付けの仕方までかなり色々な種類が今はあります。ライフスタイルや自転車のスタイルに合わせることができるんです。
そこで、今回はそんなバリエーション豊かなチャイルドシートをいくつかご紹介します!
そもそも、何歳から自転車に乗ってもいいの?

みなさんは、自転車は何歳から乗って良いか知ってますか?
自転車自体に年齢制限はありませんが、乗り方にはルールがあります。
まず、基本的に自転車の2人乗りは違反です。
が、チャイルドシート(幼児用座席)を設けた自転車では、例外的に子供を乗せることが認められていて、16歳以上の運転者が6歳未満の幼児を1人同乗させることは認められています。

また、「幼児2人同乗用自転車」といって、幼児2人を乗せても、耐久性や安全性が十分にあると認められた自転車(幼児2人同乗基準認定車)であれば、16歳以上の運転者が6歳未満の幼児を2人同乗させることもできるのだとか。
日本の一般道路上ではあまり見かけないかもしれないですが、サイクリング施設などで体験できたりします。
もちろん、子どもを乗せるときは、チャイルドシート(幼児用座席)とヘルメットは絶対着けてくださいね。
自転車用チャイルドシート(幼児用座席)の種類
日本でよく見かけるチャイルドシートには前乗せタイプと後ろ乗せタイプがあります。いくつか種類をご紹介します。
①前乗せタイプのチャイルドシート

前乗せタイプのチャイルドシートは子供の大きさによって以下のような制限があります。
前乗せタイプのチャイルドシート
身長 | 100㎝以下 |
体重 | 15kg以下 |
対象年齢 | 1歳(12ヵ月)~4歳(48ヵ月)未満 |
1歳未満の赤ちゃんの場合、首や腰の座り具合によって体のバランスが不安定。
ヘルメットを載せたらなおさら不安定なので、実際には座れないかなと。
もし、1歳未満のお子さんと自転車に乗る場合は、おんぶ紐でおんぶした状態なら自転車に乗っても良いそうです。
②後ろ乗せタイプのチャイルドシート

後ろ乗せタイプのチャイルドシート
身長 | 115㎝以下 |
体重 | 22kg以下 |
対象年齢 | 1歳(12ヵ月)~小学校就学の始期に達するまでの者 ※2歳以上推奨 |
後ろ乗せタイプのチャイルドシートの場合、前乗せタイプのチャイルドシートに比べて目が届きにくいところはあります。
先ほど述べたように、前乗せタイプと後ろ乗せタイプのチャイルドシートには少し違いがあるようです。
我が家で二人を同時に乗せるなら、前に三女、後ろに次女、と言うところですね。

一台に二つのチャイルドシートを付けるパターンと、一台ずつに前乗せタイプの物と後ろ乗せタイプの物を一つずつ付けるパターンが考えられます。
どっちにパパが乗るか、ママが乗るかで子どもたちが言い争いになりそうです。
そして、きっとその様子を見て羨ましがるのが7歳の長女でしょう。
「パパじゃない!ママの運転する自転車に乗りたいの!」と次女、「私もチャイルドシートに座りたいの。いいな~」と長女。
そんな喧嘩になりそうな我が家の情景が目に浮かびます。
自転車があったらそんな些細な言い争いさえ楽しめる休日が過ごせそうです。