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街中インタビューvol.1 自転車通勤ってどんな感じ?

2022/03/24

私が幼稚園児だったの頃、小学生の兄が自転車を乗り回す姿を見て、『私もお兄ちゃんみたいに乗れるようになりたーい!』と思い、古くなった兄の自転車で母と練習したのを覚えています。夕暮れまで練習し、やっと乗れるようになったボロボロの自転車。嬉しくて何度も広場で乗りました。時が経ち、いつの間にか私にも小さくなっていて、遊びの最中に怪我でもしたら大変だと、私の背丈に合った新しい自転車を買ってもらうことになりました。自分で選んだピンクの自転車、これが初めての私の自転車です。

家の前をグルグル回るだけなのですが、それが気持ちよくて楽しくて、地面にタイヤの跡がつくほど何度も乗っていたのを思い出します。同じような人はいますかね(笑)

私にとって自転車は移動手段というよりは、遊び道具に近かったかなあと。

大人になって車を運転するようになってからは、移動手段は車ばかりで自転車を手放してしまいました。でも、最近は子どもたちと自転車に乗って出かけられたら素敵だなと思うようになり、自転車を持つことに憧れています。

自転車を始めたきっかけや、使い方って実は人それぞれですよね。

なんだか気になってきた私。

そこで、自分の周りで自転車に乗っている方々へインタビューしながら「みんなどうやって始めて、今どうやって使っているのか」を数回に分けて聞いていきたいと思います!

街角自転車インタビュー

vol.1 城市将大さん(大分県中津市)

記念すべき第1回目は、自転車通勤をされている城市将大(じょういちまさひろ)さん(以下、城市さん)。大分県中津市で整体師として活躍中の城市さんの自転車ライフについてお聞きしてきました!

自転車歴25年。ロードバイクからママチャリへ。

現在、大分県中津市にある「わいわい整骨院・整体院」で整体師として勤務されている城市さんは、毎日赤いママチャリで通勤されていて「城市先生の愛車は真っ赤なポルシェ(ママチャリ)!」と言われるほどお客様に愛されているフレンドリーな方。

整体師としての腕も抜群で、ワイワイと楽しいお話をしながら身体のメンテナンスを行ってくれたり、身体の不調をよくする適切なアドバイスもしていただけます。

中津市に越してきて2年になる城市さん。

以前は出身地である神戸市の整骨院で勤務されていました。

勤務先の整骨院と中津市のわいわい整骨院は、元々仲の良い整骨院でした。神戸の整骨院は社員の数が多かったのもあり、逆に手が足りていなかったという中津市の現在の整骨院に誘われて、縁もゆかりもない中津市の整骨院に来たのだとか。

神戸で勤務されている時も自転車通勤をされていましたが、その時はロードバイクに乗っていた城市さん。中津市に引っ越す際、最小限の荷物しか持ってこれなかったため、ロードバイクは実家に置いてきたそうです。

引っ越してきたばかりの時は、右も左も分からず、バス通勤をするにもどこから乗ればどこのバス停に着くのかもさっぱりだったため、自転車通勤をすることに。引っ越してきたその日に、近くのホームセンターへ行き、たくさんあるママチャリの中から、たった一台だけあった赤いママチャリに目が止まった城市さん。「これは目立つぞ」とその赤いママチャリを購入したのだとか。

真っ赤なポルシェ!愛車のご紹介

真っ赤なポルシェこと、城市さんが今使っている自転車は、ノーブランドの26インチのママチャリ。

身長が高い城市さんと、赤い自転車。

なんだかこのあべこべ感がかわいい感じ。

26インチだと、タイヤの大きさは66㎝。

適性身長の目安は140㎝〜175㎝といわれていて、男女兼用で最も普及しているサイズです。

城市さんは身長182cmと長身なので、本来はもう1サイズ大きくても良いのですが、思わず衝動買いしたのもあって、今はサドルは1番上まで高くして乗っているのだとか。

適正身長外ではあるけれど、最も普及しているサイズでもあり、体重制限はないため、サドルを調節すれば乗ってもOK。

また、26インチは27インチのタイヤより小回りが利き、車体も軽いため漕ぎ始めが軽く感じるそうです。

ー幼いころの自転車の思い出は何かありますか?

城市:自転車に乗り始めたのは3歳か4歳くらいです。公園で練習していた思い出があります。4歳か5歳のころは周りの友達とドリフトをして遊んでましたね。基本的に小学校の時の移動も自転車だったんで、自転車にはずっと乗ってるって感じです。

え!4歳でドリフト⁈

男の子の遊び方は激しいものがありますね!

バスケットボール経験のある城市さん。幼いころから活発な少年だったようですね。

漫画がきっかけでロードバイクと出会う

▲実家にある城市さんのロードバイク

そんな城市さんは、神戸で暮らしていた頃に“ある漫画”がきっかけで、ロードバイクに出会ったのだとか。

ーロードバイクを始めたきっかけは何ですか?

城市:興味を持ったきっかけは「弱虫ペダル」という漫画です。それまでは、ロードバイクにあまり興味がなかったのですが、その漫画でロードバイクをより深く知り「ロードバイクっていう自転車は」っていうのが分かってからちょっと興味を持ちました。

神戸の時は、通勤時間が電車と徒歩で40分くらいかかってて、その間に運動できたらいいなと思い、ロードバイクで通勤しようと思い買ってみたのが始まりです。

ー神戸で乗るロードバイクはいかがでしたか?

城市:神戸は、六甲山っていう山のふもとにある町なので坂がとても多いんです。南北も東西もかなり起伏が激しくて、電動自転車が多い町でした。でもロードバイクは、そもそも山登りや山越えをするのに適しているので、くねくねした山道やものすごく長い坂道も楽に行けて通勤にも最適でした。ロードバイクを楽しむために時間を作って、行き先だけを決めて走ったことも。友達と一緒に行くこともあれば、1人で行くこともありました。距離的には50kmくらいは走っていました。

ほぼタダで移動できるから最高

ロードバイクから自転車のある暮らしが始まった城市さん。大分県中津市に引っ越して来てからは現在愛用中の真っ赤なポルシェで引き続き自転車ライフを楽しんでいます。

ー自転車通勤で良かった点はどんなところですか?

城市:お金がかからないのが一番ですね。駐車場代もガソリンもかからないし、修理費はあっても車ほどかからないので。ただ空気だけしっかり入れればいいので、ほぼタダです。

あと、福岡で研修をしていた時、勤務先が駅を降りてから歩いて20分もかかるところでした。時間もかかるし大変だったのですが、院長先生が自転車を貸してくれることになり、とても助かりました。ただ、借りた自転車はブレーキが壊れていて利きませんでしたけどね。「平坦な道なら使えるだろ?」と(笑)。

(※自転車に乗る際はきちんと整備をし、不備のないことを確認しましょう)

仕事も忙しいのもあり、ロードバイクの時のように山や海に行くという機会は減ったけど、日々通勤時に寄り道できちゃうのが最近の楽しみです。

道が狭かったり冬の寒さがたまに堪えますが、やっぱり自転車通勤が一番ですね。

ー雨の日はどうやって通勤していますか?

城市:雨の日も、多少の雨ならフードをかぶって濡れながら自転車で通勤してます(笑)。家から職場まで歩いて15分くらいなので、さすがに視界が悪いほどの土砂降りなら歩いてきますけど。まだ傘をさして歩いてきたことはないです。結局フードをかぶって濡れながらチャリで来ています!

(※傘さし運転は危険なので絶対にやめましょう)

ー自転車の「ここがおススメ!」というところはありますか?

城市:一番良いのは運動ができるところですね。ウォーキングやランニングの運動にハードルの高さを感じる人でも、自転車なら座って漕ぐだけなので誰でも簡単に運動できます。コンクリートの硬さも感じないし、重力の負荷も少ない。いつもと違う道を通ったり、景色を楽しみながら運動ができますし、1人でも2人でも、集団でも楽しめます。

ー自転車で運動するメリットってあるんですか?

城市:良いところはたくさんあるんですよ。太ももを使う運動としてもいいし、態勢を維持しながら走るので、体幹も鍛えられます。幅広い年齢の方が気軽にできる運動なんです。ママチャリなら負担は少ないし、負荷をかけたかったらロードバイクにするなど、用途によって使い分けできるところもお勧めです。

ー城市さんにとって、自転車の魅力ってなんですか?

城市:車にはない疾走感や、自分の足でスピードが出せたりするところです。スポーツにもなるし、ちょっとそこまでの買い物も、歩きだと遠いところも自転車があれば行けるのが良いところです。

ー自転車に乗っていて不便と感じるところはありますか?

城市:ゴルフバッグを積めないところですね。ゴルフをしたりするんで、自転車だとゴルフバッグを積んで練習に行けないのだけがちょっと不便だと思ってます。その時は、車を持ってる人に乗せてもらってます。

これからの自転車との付き合い方

ーこれからも自転車通勤を続けたいですか?

ママチャリで20分くらいで行けるところなら、これからも続けたいです。たとえ転勤などで違う場所に引っ越したとしても、新しく購入して乗ると思います。その時はこのママチャリは職場に寄付するでしょう。

ー今後どんな風に自転車を楽しみたいですか?

鹿児島のような長距離にチャレンジできたらいいなと思います。スピード出せるところは出して、景色の良いところはゆっくり行ったりと自分のペースで楽しみたいです。

ーこれからチャリ通しようとする人へのアドバイスはありますか?

気を付けた方がいいところは、車道を走るときです。結構フラフラしがちなのと、ゆっくり走ると、後ろを走る車の人にちょっと嫌がられます。あと、後ろから車が来るのが怖いからと、逆走するパターンがあります。逆走はとっても危険なのでやめた方がいいです。

クロスバイクやロードバイクなど、ちょっとスピードの出る自転車を買うなら、スピードメーターをつけるとより楽しく走れると思います。2,000円くらいと結構安くてデジタルの物があります。服装ですが、冬でも夏でも、季節に合うウエアがスポーツ用品店やワークワンなどでも購入できるので、寒さ対策もしっかりできます。

▲「私にはサドルが高すぎる!(笑)」

せっかくなので、城市さんの愛車である真っ赤なポルシェ(自転車)に乗らせていただきました!

サドルを一番高くして乗られているため、身長165㎝の私では足先がやっとつくくらい。

(※自転車を愛用する場合は、足の裏が地面に届くようにしっかりと高さの調節を行いましょう)

足はちょっと届いてないけれど、乗り心地は案外良い感じ!視界も高くスイスイと風を受ける感じがとても気持ちよく、子どものころを思い出すような懐かしい感覚でした!

▲取材そっちのけで楽しんでいる私

ほんの少し乗っただけでも、胸がフワッと浮くような非日常の感覚を味わうことができ、最高に楽しく、すぐにママチャリが欲しくなってきました!

最後に

今回は自転車歴25年!の城市さんに、自転車の思い出や自転車通勤について、自転車の魅力や、良いところ不便なところなどたくさんのお話を聞かせて頂き、今後自転車通勤を考えている方へのアドバイスも頂きました。

ほんの少し乗っただけでも心地よい気分にさせてくれる自転車。

生活の一部として、趣味の一部として自転車に乗れたら、心も体も健康になれそうですね!

こんな感じで次回以降も日常的に自転車に乗っている方、関わっている方に注目してインタビューしていきたいと思います。

WRITER

結の秋
フリーランスライター。webライター結の秋(ゆいのあき)として主に取材記事を執筆活動中。3児の母親でもあり、主婦目線から自転車のあり方を見つめ、家族で楽しめる自転車ライフ過ごしている。